加根よしきの 平成28年度 東広島市議会第1回定例会 関連質問

【全  文】


○議長(山下守君)ほかに関連質問はありませんか。
◆15番(加根佳基君)議長、15番。
○議長(山下守君)15番加根佳基議員。
◆15番(加根佳基君)私のほうからは、周辺地域の活性化について、代表質問では5点の質問をさせていただきました。
 5点の御答弁をいただき、中でも周辺地域の活性化についての、本当に御承知のとおり、施設の稼働率が下がっている、そういう状況の中での具体的なその一つの対策として、施設の統合という形での取り組みがございます。統合による施設の再編は、施設全体の効率向上につながり、極めて重要な取り組みとなりますので、新たなシステムの構築を期待いたしまして、どうかJAとの連携をしっかりととりながら、確実に進めていただきたいと思いました。
 時間もありませんので、関連質問をさせていただきますけども、まず、収益力の強化に関して関連質問をさせていただきます。
 農業者の方が新たな取り組みとして6次産業化に向けての積極的な取り組みを行うに対しては、より一層のバックアップが必要であると思います。6次化産業の新商品の開発については、地元企業あるいは大学などの協力により、新たな菓子や料理が開発されることにより、それが地域ブランド化されていくわけであります。
 そして、その商品がまさに地産・地消の実践を行っていくことで、さらにそれが、例えば学校給食に結びつけられるようなことも考えられ、すなわち、それが農家の収益につながっていくことと思います。
 そこで伺いますが、地域の材料を利用した新商品の開発、そして、地域ブランドの確立に向けてどのような取り組みを考えているのか、お伺いいたします。
○産業部長(前藤英文君)議長、産業部長。
○議長(山下守君)前藤産業部長。
○産業部長(前藤英文君)御提案のように新商品を開発し、また、それが東広島ブランドとして確立させることが重要ではないかということでございますが、やはり農家の収益力の強化につながるのがこの手法であると市としても考えてるところでございます。
 そのため、民間企業や大学など、産学官の連携を活用することも重要な手法でございまして、現在、ものづくりを行う中小企業が地域の農林水産物を活用して、新製品の開発や販路開拓を行う際は、ものづくり新事業展開支援事業において支援しておるところでございますが、現在、ものづくり逸品といたしまして、1次産業から出てきた商品が数点出てきておりますので、こういった可能性を追求してまいりたいと思っております。
 やはり、民間企業、学識経験者のみならず、大学生や女性の発想も6次産業化商品にいかすように取り組んでまいりたいと考えております。
 なお、新年度は地域資源の6次産業化商品の販売可能性調査を行うこととしておりまして、この取り組みにより6次産業化商品の商品力を強化し、農業者の所得の向上へとつなげてまいりたいと考えているところでございます。
◆15番(加根佳基君)議長、15番。
○議長(山下守君)15番加根佳基議員。
◆15番(加根佳基君)ありがとうございました。農業者自身も、本当に実感していただけるような取り組みが必要であると思います。その効果を実感していただくような取り組みが必要であります。よろしくお願いいたします。
 次に、地域活性化に向けて新たな販路の開拓並びにPRを行う活動について伺いたいと思いますが、地域活性化に向けて、産地も地域も元気にやりがいのある取り組みとして、地元住民が地元の商品、新商品、農産物、加工品に本当に愛着を持って、産地を応援する力となるよう消費者の目線に立った普及活動を農業者とともに協力しながら取り組んでいくことが必要と思います。関係機関とともに展開していくことは、一番大切なことであると思います。
 展開してい<中で、例えば販路拡大営業活動を進めるためであったり、ツールとなるようなポスター、パンフレットの活用、あるいはインターネットの活用をし、広く推進を図ることが必要であると思いますが、本市の取り組みはいかがか、お伺いいたします。
○産業部長(前藤英文君)議長、産業部長。
○議長(山下守君)前藤産業部長。
○産業部長(前藤英文君)販路の開拓及びPRについてしっかりすべきではないかということでございますが、現在、本市では、今年度におきましては、山陽自動車道小谷サービスエリア上り線に東広島市地元産品の紹介をするブースといたしまして、東広島市地元産品コーナーのん太のゆめまる広場を新たに設置をしたところでございます。また、広島市の本通りにありますひろしま夢ぷらざなど、集客力の高い施設を利用して、本市の産品などを置いて販売するよう、新たな販路拡大にも取り組んでおります。
 実績でございますが、商工会議所等と進めてまいりましたコメカラ、米粉を使った空揚げでございますが、認定店舗も多数になってまいりましたし、販売量は倍増したような実績も出てきておるところでございます。
 さらにインターネット検索・販売サービスサイトぐるなびの活用や、広島市で行われますひろしまフードフェスティバルなど、市内外の各種イベント等への出店支援なども通じまして、東広島産の農林水産物のPRを積極的に行っているところでございます。
/新年度事業の主なものといたしましては、農業者が、新たに事業を行う際の資金調達を行うためのクラウドフアンディング事業への助成も行いまして、農業者の販路拡大、また新商品開発に向けた新しい取り組みに対する支援も、新たに行ってまいるということでございます。
◆15番(加根佳基君)議長、15番。
○議長(山下守君)15番加根佳基議員。
◆15番(加根佳基君)ありがとうございました。新商品の開発から生産、加工等の技術指導、さらには支援はもとより、地域組織の育成や販売普及活動におけるコーディネーターとしての役割と、各種事業の有効活用等、その内容は本当に多岐にわたっており、まさに総合力をもって普及推進の力強い取り組みを発揮していくことが極めて重要であります。
 いずれにしても、あらゆる機関が合同で協力しながら、その総合力をもって全力で取り組んでいただくことを要望して、私の関連質問を終わります。ありがとうございました。
○議長(山下守君)これをもって、20番竹川秀明議員の公明党代表質問を終わります。
 暫時休憩いたします。
                     午前11時41分休 憩
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                     午後1時14分再 開