音声コード(SPコード)の普及へ
視覚障害者の支援対策急ぐ
視覚障害者のための音声コード(SPコード)の普及について、広島県東広島市議会公明党は9月議会で取り上げるとともに、先ごろ、同市役所で障害者や市関係者らを交えて懇談、実情を聞いた。
同市役所で、公明党の竹川秀明、小川宏子、加根佳基の3市議は、中途失明者の丸畑徳世さん(60)や高橋康裕市福祉部長らと会い、SPコード利用の現状や今後の支援対策について意見を交わした。
SPコードは、約2a四方の大きさで、一枚に約800文字の情報が入力可能だ。このコードを文書に貼り付け、専用の読み上げ装置を通せば、音声で内容が聞けるというもの。装置は障害者の日常生活用具給付事業の補助対象機器になっており、実費の1割負担(約1万円)で買うことができる。
公明党は今年2月、国会で視覚障害者等の情報支援緊急基盤整備に関する補正予算成立に尽力。障害者への情報提供をより進める音声コード(SPコード)の全国的な普及に力を入れている。
現在、同市内では13人の視覚障害者が、読み上げ装置を購入している。高橋部長は「国の補正予算の交付を受けて市は11月中に、公的施設では初めてとなる読み上げ装置を1台、市の本庁窓口に取り付ける」と答えた。
同市は、市の障害福祉計画概要などにSPコードを添付しているが、まだ少なく、竹川市議は「コード添付の推進や読み上げ装置の増設を図り、情報収集しやすいバリアフリーの街づくりを目指したい」と抱負を述べている。
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